2023年11月23日に開催されるBreaking Down10で、瓜田純士と萩原裕介が対戦します。両者とも総合格闘技大会「THE OUTSIDER」出身で、試合は全27試合中の第9試合です。
はたしてどんな展開となるのでしょうか。萩原裕介と瓜田純士の戦績、ファイトスタイル、試合展開、勝敗予想を徹底解説していきます。
目次
▷▷ Breaking Down10の大会情報と試合予想【ダイスケ vs 啓之輔】
Breaking Down 10
日程 : 2023年11月23日
場所 : さいたまスーパーアリーナ
時間 : 14時～21時終了予定
萩原裕介のプロフィール
基本情報
リングネーム：三福神の人柱力
年齢 : 40歳
階級 : ウェルター級
身長 : 180 cm
格闘技歴：ボクシング、総合格闘技
戦績
ジ・アウトサイダー：10戦7勝2敗1分
ブレイキングダウン：2戦1勝1敗
× 2022年11月3日 VSジョリー 1分1R終了 判定 (ブレイキングダウン6)
〇 2023年2月19日 VS勾配ニキ 1分1RKO (ブレイキングダウン7)
ファイトスタイル
萩原裕介選手は、高校生の時にボクシングでインターハイに出場しており、パンチの技術に優れています。また、総合格闘技ジ・アウトサイダーではキックやヒザでのダウンも奪っており、足技にもパワーとスピードがあります。パンチでリードしながら前蹴りで前進していく好戦的なファイターです。
瓜田純士のプロフィール
基本情報
リングネーム：アウトローのカリスマ
年齢 : 43歳
階級 : ウェルター級
身長 : 182 cm
格闘技歴：総合格闘技、キックボクシング
戦績
総合格闘技：8戦2勝4敗1分1無効試合
キックボクシング：7戦3勝3敗1分
ブレイキングダウン：6戦4勝2敗
〇 2021年9月27日 VS丸出しりょうた 1分1R終了 判定 (ブレイキングダウン2)
〇 2022年3月21日 VSこめお 1分1R終了 判定 (ブレイキングダウン4)
× 2022年7月17日 VS平石光一 1分1R終了 判定 (ブレイキングダウン5)
〇 2022年11月3日 VS梵頭 1分1R+延長1R終了 判定 (ブレイキングダウン6)
〇 2023年2月19日 VSバン仲村 1分1R+延長1R終了 判定 (ブレイキングダウン7)
× 2023年5月21日 VSキム・アムゲ 1分1R終了 判定 (ブレイキングダウン8)
ファイトスタイル
瓜田純士選手は、THE OUTSIDER や地下格闘技イベント出身ということもあり、ファイトスタイルは非常に好戦的です。長い手足を前に前にと繰り出し、相手を下がらせます。これまでの戦績をみると、総合格闘技よりもキックボクシングの方が勝率が高いことからも、組むよりも離れての戦いを得意としています。
萩原裕介 vs 瓜田純士 勝敗予想
出典：BreakingDown Clipping チャンネル
両者の戦績は次のとおりです。
萩原裕介
ジ・アウトサイダー：10戦7勝2敗1分
ブレイキングダウン：2戦1勝1敗
瓜田純士
総合格闘技：8戦2勝4敗1分1無効試合
キックボクシング：7戦3勝3敗1分
ブレイキングダウン：6戦4勝2敗
萩原選手はブレイキングダウンではまだ2戦しかいませんが、ジ・アウトサイダーでは10戦しており大きく勝ち越しています。一方、瓜田選手は格闘技の戦績が豊富ですが、ブレイキングダウンを除いては負け越しています。
萩原選手と瓜田選手は、二人ともジ・アウトサイダーを主戦場にしていたころがあります。瓜田選手はジ・アウトサイダーの第1戦など初期の頃に出場しています。萩原選手はその数年後から出場しており、特に、2012年7月の第22戦でランボルギーニヨシノリに3‐0の判定勝ちを収め、その試合はベストバウト賞を獲得しています。
ジ・アウトサイダーという同じ土俵と戦績で比べると、萩原選手の勝利する確率は70％、瓜田選手は30％と考えます。
萩原裕介 vs 瓜田純士 試合展開
順当に萩原裕介が判定勝ちか
先にも述べたとおり、萩原選手はこれまでの戦績では大きく勝ち越しており、戦い方も安定していることから、順当に行けば有効打をより多くきめ判定勝ちすることが予想されます。どちらも好戦的なタイプですから、試合開始早々からパンチやキックの応酬がつづき、有効打が当たれば、ふらつくといった展開になると思います。
萩原選手のパンチは基本に忠実な体重の乗った強いものなので、当たればダウンシーンが見られることもあると思います。一方、瓜田選手は長い手足で手数が多いので、接近戦に持ち込むと萩原選手のパンチやキックが効きにくいかもしれません。
瓜田選手も多く手数を出すでしょうが、萩原選手のディフェンスにかわされ、1分間という短い試合時間では相手にダメージを与えることは難しいと思います。結果、両者打ち合いのおもしろい試合になりますが、相手にダメージを与えるほどにはいたらず、萩原選手の僅差の判定勝ちという展開が予想されます。
経験の豊富さから瓜田純士が押し切る可能性も
瓜田選手は、戦績が豊富でキャリアの前半は負けが多いですが、ブレイキングダウンに出場してからは勝ち越しています。瓜田選手の強みは長い手足で、接近戦に持ち込み相手のパンチやキックの威力を減らしながらも時折おおきな左右のフックを繰り出すことができます。
このフックが相手をとらえれば、当たり所によればダウンを奪うことも可能です。瓜田選手が萩原選手のディフェンスをかいくぐり、接近戦に持ち込むことができて、強いパンチを繰り出すことができれば、押し切る可能性もあります。
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まとめ
以上、Breaking Down10で行われる、萩原裕介と瓜田純士の対戦について、両者の戦績、ファイトスタイル、試合展開、勝敗予想を解説してきました。
Breaking Down9ののオーディションで、萩原は「喧嘩自慢最強決定戦」のチーム北関東の監督を、瓜田はチーム大阪の監督を務めました。チームのメンバーたちが乱闘を繰り広げる中、萩原は瓜田に対し「ガキの管理もできねーのか！チンピラ！」と罵倒し、瓜田は「上等だ」と応酬。
Breaking Down10での2人の対戦は、この時からの因縁の対決です。決着の軍配はどちらに上がるのでしょうか。
