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井上尚弥vsマーロン・タパレスの勝敗予想

2023年7月に井上尚弥が、スーパーバンタム級に階級を上げた初戦でWBO、WBC世界統一王者、スティーブン・フルトンに勝利し、4階級制覇と2団体統一を成し遂げました。

その後、10月25日に横浜市内で会見が行われ、12月26日に4団体王座統一戦が行われる事が発表されました。対戦相手は、過去に日本人との対戦での因縁もあるIBF、WBA世界スーパーバンタム級王者であるマーロン・タパレスです。

井上の4団体統一へのスピードに驚かされると共に期待が高まりますが、対戦相手のマーロン・タパレスはどんな選手なのでしょうか?

本記事では、両選手の簡単な紹介とともに、井上尚弥VSマーロン・タパレスの試合の勝敗予想をしていきます。

両選手の強みと試合展開まで徹底解説していきます。

WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパー・バンタム級王座統一戦 大会概要

開催日:2023年12月26日(火)
試合時間:未定
会場:東京・有明アリーナ

井上尚弥

出典:CoCoKARAnex

基本情報

生年月日 :1993年4月10日
戦績 : 25戦 25勝 (22KO)
出身国:神奈川県座間市
階級 : スーパーバンタム級
身長 : 165㎝
スタイル:右ボクサー

主なタイトル

元WBC世界ライトフライ級王者
元WBO世界スーパーフライ級王者
元WBA世界バンタム級スーパー王者
元IBF世界バンタム級王者
元WBC世界バンタム級王者
元WBO世界バンタム級王者
元バンタム級史上初4団体統一王者
現WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者

直近の戦績

2022年6月7日 WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦
ノニト・ドネア(フィリピン)
○2R TKO

2022年12月13日 
ポール・バトラー(イギリス)
○11R TKO 

2023年7月25日
スティーブン・フルトン(アメリカ)
○8R TKO

井上尚弥の戦績

出典:東スポWEB

もはや日本では知らない人はいないであろう井上尚弥。

彼はボクシングファンからも過去の世界チャンピオン達からも最高の評価を受けており、海外からもそのあまりの強さから「モンスター」の異名を持ちます。

小学生からボクシングを始め、高校生でインターハイ・国体・選抜の三冠及び、アマチュアの頃にはタイトル7つ獲得という史上初の快挙を成し遂げています。

プロデビュー後は最短記録に並ぶ速さで日本王座を奪取、当時世界最速記録での世界王座2階級制覇、2014年の年間MVP受賞、国内最短で3階級制覇、WBSSバンタム級初代王者、バンタム級で史上9人目、アジア人初の主要4団体統一王者、国内2人目の世界4階級制覇など輝かしい功績をあげています。

世界中からも高く評価されており、パウンド・フォー・パウンドランキングで1位にランクインしました。

井上尚弥の強さは?

井上の強みは弱みがないところです。パワー、スピード、テクニック、試合の駆け引きなどどこをとっても欠点がなく、まさにパーフェクトと言えます。

特にパンチのパワーは、当時一度もダウンしたことがなかったオマール・ナルバエスに2RTKO勝利をした際に、相手陣営のセコンドからグローブに鉛を仕込んでいることを疑われるほどです。

また、パンチスピードとテクニックもすさまじく、井上と対戦した多くの選手が「パンチが見えなかった」「何が起こったか分からなかった」とコメントを残しています。

マーロン・タパレス

出典:BOXING NEWS

基本情報

生年月日 :1992年3月23日
戦績 : 40戦 37勝(19KO)3敗
出身国:フィリピン フィリピン北ラナオ州トゥボッド
階級 : スーパーバンタム級
身長 : 165㎝
スタイル:サウスポー

主なタイトル

フィリピンGABライトフライ級王座
WBOアジア太平洋バンタム級王座
WBO世界バンタム級王座
WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座
IBF世界スーパーバンタム級王座

直近の戦績

2021年12月11日 IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦
勅使河原弘昌(日本)
○2R TKO

2022年5月14日 
ホセ・エストラーダ(メキシコ)
○2R TKO

2023年4月8日 WBA・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
○12R 判定勝ち(2-1)

マーロン・タパレスの強み

出典:THE ANSWER

マーロン・タパレスは世界バンタム級、スーパーバンタム級の2階級制覇を成し遂げており、現スーパーバンタム級2団体統一王者です。彼は地元フィリピンのメディアから「ナイトメア」「相手選手に悪夢を見せるボクサー」と呼ばれています。

2016年にプンルアン・ソー・シンユーに勝利しWBOバンタム級王座を戴冠、さらにWBOの8月度月間MVPに選ばれています。2017年4月に大森将平からの挑戦を受け、王座防衛戦に臨みましたが、試合前の計量で契約体重をオーバーし、王座を剥奪。

試合は予定通り行われ、タパレスが11RKO勝利を収めますが、日本のボクシングファンからの批判の声が集まる試合となりました。
 
その後、2019年にIBFスーパーバンタム級暫定王座決定戦で、岩佐亮佑に11RKO負け、王座獲得には至りませんでした。

2021年の復帰後

2021年の復帰戦で勅使河原弘晶から2RKO勝ちを果たし、王座獲得権を獲得します。2023年4月に、当時無敗のIBF、WBAスーパーバンタム級王者、ムロジョン・アフマダリエフとのタイトルマッチに挑戦。

アフマダリエフが勝利が予想される声が多い中、周囲の予想を覆しタパレスが判定勝利を収めスーパーバンタム級2団体の王座を獲得と同時に、2階級制覇を達成します。

タパレスの強さは何よりも距離の取り方、空間支配のうまさにあります。

距離を取って常にカウンターを狙うような戦い方で「ナイトメア」の異名のごとく見えにくい角度からの右フックや予期せぬタイミングや方向からの攻撃を得意としています。

また、井上もタパレスのことを「(タパレスは)上体の柔らかさ、ディフェンスの上手さがある。」「思った以上に技術の高い選手。」「強さは(フルトンより)タパレスの方がある。」とコメントしており、警戒しているようです。

井上尚弥vsマーロン・タパレスの勝敗予想

出典:東スポWEB

両者のこれまでの戦い、ファイトスタイルなどから以下と予想します!

◎井上尚弥 TKO勝ち 80%
◯マーロン・タパレス 判定勝ち 10%
▲マーロン・タパレス TKO勝ち 10%

井上尚弥vsマーロン・タパレスの試合展開

出典:Number Web

この試合は、最初の内は様子見でタパレスが得意な距離での戦いになると思われます。

しかし、タパレスが距離を取って戦っていたとしても、井上が隙を見て一気に距離を詰めて勝負を決めてしまうと思われます。

井上は前回のフルトンとの試合で、井上のパンチ力とスピードは尋常ではなく、スーパーバンタム級でも十分に通用することが証明されました。なのでそれほど長い試合にはならないと思われます。

しかし、タパレスは予期せぬタイミングや想定外の距離からの攻撃が得意な選手です。井上が予想できないパンチを当てることができればタパレスが勝つこともあり得るでしょう。

まとめ

タパレスは過去の日本での試合の1件で、日本のボクシングファンからの印象はよくありません。また、アフマダリエフに判定勝利しましたが判定結果を疑問視する声も多いです。

今回の試合で井上が完膚なきまでに倒してくれることを期待しているファンも多いと思います。井上が勝利すれば史上2人目となる2階級での主要4団体統一を成し遂げることになります。

また、この試合の勝者はWBC世界スーパーバンタム1位のルイス・ネリとの試合が決定しており、世界中が注目しています。

井上尚弥が、また新たな偉業を成し遂げてくれるのか期待しましょう。

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