クレベル・コイケVS金原正徳!『RIZIN.44』の試合日時と開催場所は?
クレベル・コイケと金原正徳の試合が行われる『RIZIN.44』は2023年9月24日、埼玉県さいたま市中央区新都心8にある「さいたまスーパーアリーナ」にて開催されます。
さいたまスーパーアリーナへのアクセスはさいたま新都心駅出口1出口から徒歩約3分、北与野駅南口から徒歩約8分、与野駅西口から徒歩約19分といった具合となっております。
クレベル・コイケ選手のファイトスタイルと戦績、主なタイトル
出典:ゴング格闘技
クレベル・コイケ選手のファイトスタイルはまず寝技の強さによる圧倒的な柔術力にあります。
一本での勝利数が27回、さらにフィニッシュ率が90%と驚異的な記録を誇っています。
それに加えて打撃も非常に強く、変則的なフォームを使いこなすこともできるため攻撃が非常に読みにくいことも大きな長所です。
寝技と打撃、両方でダウンを狙うことが可能な強力な選手であると言えるでしょう。
さらにクレベル・コイケ選手の強みとしてあげられるのは強靭なタフネスです。
彼自身、相手選手からの攻撃をまともに受けてピンチになる、危ないと言えるシーンは存在します。
しかしそういった状況であってもたとえ最初は効いたとしてそこから徐々に回復し続け、ラウンドが終わった頃には完全復活してむしろギアを上げてくるのがクレベル・コイケ選手です。
彼の生まれ持ったタフネスは彼の大きな長所であると言えるでしょう。
MMA31勝6敗1分1NC、27の一本勝ちという戦績を誇ります。
獲得タイトルは次の通りとなります。
全日本柔術選手権 紫帯 階級別・無差別級優勝
アジアオープン 紫帯 階級別優勝
ヒクソン・グレイシー杯国際柔術選手権 紫帯 階級別・無差別級優勝
ヨーロッパ柔術選手権 紫帯ライト級 優勝
世界柔術選手権 紫帯ライト級 3位
アジアオープン 茶帯ライト級 優勝/無差別級準優勝
全日本柔術選手権 茶帯ライト級 優勝・無差別級準優勝
ワールド・プロフェッショナル柔術世界選手権 茶帯-76kg級 準優勝
アジアオープン 茶帯ライト級優勝・無差別級準優勝
ヒクソン・グレイシー杯国際柔術選手権 黒帯ライト級 優勝
アジア柔術選手権 アダルト黒帯ライト級3位
全日本マスター柔術選手権 黒帯ライト級優勝・無差別級優勝
アジア柔術選手権 アダルト黒帯ライト級準優勝・無差別3位
Rebel FCフェザー級グランプリ優勝
Rebel FCフェザー級王座
第3代KSWフェザー級王座
第3代RIZINフェザー級王座
金原正徳選手のファイトスタイルと戦績、主なタイトル
出典 : efight
金原正徳選手はまさに「オールラウンダー」と言うべきファイトスタイルの持ち主です。
寝技、打撃共に一流であり、「ストライカー」であり「グラップラー」と称されています。
まず寝技についてですが、通算28勝中10回の一本勝ちという戦績を誇っています。
肩固めやリアネイキッドチョークを得意技とし、判定勝ちやKOで決まった試合の中でもこれらの寝技で相手のスタミナを大きく削った場面が多く存在します。
さらに打撃の方は通算28勝の中で11勝がKO勝ちというこれもまた驚異的な戦績を持ち、右ストレートと膝蹴りを得意としています。
非常に冷静かつレベルの高い打撃技術を持ち、パンチ力やスピードではなくタイミングを合わせたテクニカルな打撃で相手からダウンを狙う場面が多く見られます。
そして金原正徳選手の最大の強みはこれらの複数のファイトスタイルを「使い分けることができる」という点です。
この強みにより金原正徳選手は多くの場面において、相手選手の「苦手分野」で戦うことが可能なのです。
獲得タイトルは次の通りとなります。
第4回髙田道場サブミッションレスリングトーナメント 75kg級 優勝
戦極フェザー級グランプリ2009 優勝
初代SRCフェザー級王座
MMA28勝12敗5分という戦績を持っています。
獲得タイトルは次の通りとなります。
第4回髙田道場サブミッションレスリングトーナメント 75kg級 優勝
戦極フェザー級グランプリ2009 優勝
初代SRCフェザー級王座
試合の勝敗予想
クレベル・コイケ選手と金原正徳選手の勝敗について予想します。
お互いの勝率についてはほぼ五分五分と言える拮抗した試合になるでしょう。
その上でわずかにクレベル・コイケ選手の方が有利であると言えます。
総合すると「クレベル・コイケ選手が勝つ可能性の方が高めではあるが、同時に金原正徳選手はクレベル・コイケ選手に勝つ可能性がある選手である」といった状況です。
どのような試合の展開になりそうか
クレベル・コイケ選手と金原正徳選手の試合は総じて「どちらが自分のペースを掴むか」に集約された試合になることが予測されます。
クレベル・コイケ選手は巧さや外国人特有のマインドの強さがあり、地力は金原正徳選手を上回っています。
しかし金原正徳は寝技やグラップリングに優れており、「クレベル・コイケ選手が苦手としている相手」と言える実力を持っています。
そのためクレベル・コイケ選手が自らのペースを掴むことができれば彼の勝利に終わりますが、同時に金原正徳選手がペースを掴まれることなく耐え切れば逆に判定勝ちを決める可能性もあります。
クレベル・コイケ選手が勝てる理由
クレベル・コイケ選手と金原正徳選手の試合は、結論を言えばクレベル・コイケ選手が優位です。
その理由はクレベル・コイケ選手の不思議な巧さ、そしてマインドの強さなどの実力面で金原正徳選手を大きく上回っているからです。
しかし一方でクレベル・コイケ選手にとって金原正徳選手は非常に相性が悪い「苦手な相手」であるとも言えます。
クレベル・コイケ選手が「やりたいこと」を封じられ、ペースを掴めなかった場合は金原正徳選手の判定勝ちとなり逆転される可能性も含んでいます。
逆に言えばクレベル・コイケ選手は相性不利を覆すほどの実力を持った選手であると言え、それこそが彼が勝利する最大の理由と言えるでしょう。
まとめ
クレベル・コイケ選手は素晴らしい戦績を誇り、まさに敵無しの猛者であると言えます。
しかし同時に金原正徳選手はそのクレベル・コイケ選手に対抗し得る唯一の選手と言える存在であり、今回のマッチはまさに頂上決戦であると言えるでしょう。
勝敗が最後まで揺れ動く世紀の試合を、是非見届けましょう。
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