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【勝敗予想】大みそかRIZIN 堀口恭司vs神龍 誠

フライ級の最強王者はどちらか!?

大晦日に行われるRIZINの対戦カードが発表されました!その中でも、注目なのが人間離れした最強の堀口恭司選手と若手神童の神龍誠選手のカードです。

こちらの対戦は、『超RIZIN.2』で堀口選手の指が偶発的に神龍選手の目に入ってしまい、ノーコンテストとなった 『Bellator世界フライ級初代王座決定戦』が、『RIZIN初代フライ級王座決定戦』となり、再戦が組まれました。

タイトルが空位になってしまっているフライ級王者。
果たしてどちらが初代フライ級王座を勝ち取るのでしょうか?
徹底解説していきます!!

大晦日RIZIN

日時 2023年12月31日(日) 14時スタート(予定)
場所 さいたまスーパーアリーナ

堀口 恭司のプロフィール

出典:RIZIN公式HP

氏名  堀口恭司(ほりぐち きょうじ)

生年月日 1990年10月12日
スタイル 伝統派空手
出身 群馬県高崎市
在住 アメリカ・フロリダ州ココナッツクリーク
身長 165cm
体重 57Kg
所属 アメリカン・トップチーム
通称 史上最強のMade In Japan
師匠 神の子 山本KID徳郁

戦績

26戦24勝2敗

タイトル
第7代 Bellator世界バンダム級王者
日本人初のBellator世界王者
初代・第4代RIZINバンタム級王者
RIZIN WORLD GRAND-PRIX2017バンダム級トーナメント優勝
第9代修斗バンダム級王者

直近の試合

 RIZIN.40  対 扇久保 博正
 判定 3−0で勝利

 RIZIN.38    対 金太郎
 肩固めでKO勝ち

ファイトスタイル

出典:RIZIN

格闘技の世界でこの人の名前を知らない人はいないでしょう。史上最強で漢の中の漢とは、堀口選手を指してもいいのではないでしょうか。

彼のファイトスタイルは、5歳から始めた伝統派空手が基本になっており、プロの格闘家になった今でも続けています。伝統派空手は、基本的に基本稽古と型の稽古量が多いことが有名で、礼儀を重んじていることも彼の人間性ができている理由の一つと言えるでしょう。

そんな彼の得意な攻撃は、打撃中心です。そのため、過去の試合からもキックよりもパンチで勝っていることが多いです。

しかも、沢山打撃で攻撃するのではなく、一撃一撃がとても重く、ボディや頭部に当たれば大ダメージとなり、場所によってはKOが取れる力があります。一発が怖い選手だけに、試合展開も読みにくく、見応えのある試合が予想されます。

ただ最近アメリカ合宿に参加した金太郎選手の感想が、今まで打撃中心だったのが、組み手の方が強かったと語っていました。過去の堀口選手とは違っているようでさらに強くなった堀口選手が見れるかもしれせん。

神龍 誠(しんりゅう まこと) プロフィール

出典:RIZIN公式HP

本名 高橋 誠 

生年月日 2000年7月5日
スタイル  レスリング
出身地 宮城県仙台市
身長  165cm
体重  57kg
所属  神龍ワールドジム

戦績

27戦15勝11敗1引き分け

タイトル
第10代 CFFCフライ級王者
現DEEPフライ級王者


直近の試合
RIZIN.41 対 北方大地
肩固めでKO勝ち

CFFCフライ級王座決定戦  対 ディエゴ・パイヴァ
ニンジャチョークでKO勝ち

ファイトスタイル

出典:RIZIN

FCCFの神童と呼ばれている、今最も勢いのある格闘家といえば、神龍誠もその一人言えます。宮城県仙台市に生まれ、小学3年生から始めたレスリングが彼の格闘技の基本スタイルです。

中学生の頃には、レスリング、ムエタイ、柔術、シュートボクシングなど、格闘技に関わる競技を学びました。それだけではなく出場した大会では、優勝や準優勝するなど、輝かしい功績を残していきました。

RIZINの次に有名な団体であるDEEPで、若干18歳にして優勝しています。力自慢が量産しているDEEPで18歳の彼が王者であるというのは、ものすごい強いというのが分かります。

彼の持ち味はなんと言っても、レスリングが基本になっているので、投げ技、寝技が特に得意で、スピードも早くすぐに相手を捕まえます。鍛え上げられた足腰から決して後ろに下がらずに相手を押し上げて、関節技へと決めていきます。

組み手が得意な選手だけに、どんな技を出してくるのか楽しみです。

試合展開

攻撃のスピードが格段に速い堀口選手のジャブからの、蹴りの攻撃をして神龍選手に間合いを詰めさせないようにして、ポジションを取ると思います。一方、神龍選手はジャブを受けつつも、組み手に持っていくために、ボディを狙って詰めて行こうとすると思います。

強烈なパンチ力を持つ堀口選手の打撃を避けてバックを狙い、後ろから関節を狙って行こうとするも、バックが取れず逆に堀口選手の磨きがかかった組み手に持って行かれて関節技を決められそうという展開になりそうです。

勝敗予想

堀口選手     判定勝ち 75%
堀口選手     KO勝ち 60%
神龍選手     判定勝ち 40%
神龍選手     KO勝ち 30%
引き分け      10%

堀口選手は、空手をベースにしたスタイルなので、どちらかというとパンチ力がやはりずば抜けています。低身長を活かしてカウンターでもその一撃が大きいので、バランスを崩した時には勝敗が決まっている可能性もあります。相手に距離を取らせずに試合をリードしそうです。

一方、神龍選手は何と言っても、レスリングをしていた強靭の脚と、組み手にいくスピードが強みです。しかも、どんな体勢でも技を出すことができるので、近づいた時にはすでに、技が入ってKOということあり得ます。

五分五分の戦いと言ってもいい試合と思いますが、アメリカ合宿で組み手にさらなる強化をした堀口選手に死角はないと多います。しかも、過去の対戦経験が何よりも豊富で対戦相手がレベルが高い選手が多く、その相手に勝っているとなると経験値が誰よりも高いといえます。

打撃の強さではなく、組み手の強さを兼ね揃えた堀口選手が80%、神龍選手が20%で、
堀口選手が勝利するのではないでしょうか?

神龍選手にもチャンスが!?

神龍選手が不利かと思われる試合ですが、神龍選手にもチャンスがあります。バックを取るのが上手く、関節技を得意としています。堀口選手もポジション取りは上手い方ですが、バックが取れた時には、関節技を決められるかもしれません。ポジションを上手く取れればチャンスはあります。

また、神龍選手はサウスポーなので、堀口選手の左蹴りがなかなか打てずに、間合いが取れにくく苦戦する可能性もあります。その隙にポジション取りを有利にして行けば勝てるチャンスはいくらでもありそうです。

まとめ

フライ級を盛り上げている二人だけに、世代交代の試合になるかもしれないと注目が集まっています。相手の骨を折るほどの威力を持っている堀口選手が、対戦経験値も高いだけに
有利に見える試合です。それでも、神龍選手のスピードを活かして組み手に持ち込み、関節技が決まる可能性もあります。

しかも、お互いスピードの勢いとスタミナもありますから長期戦になればなるほど、年齢が若い神龍選手に好機が生まれるかもしれません。試合がどう転ぶのかが全くわからないだけに、瞬き禁止です。

フライ級で本当に強いのは、史上最強の日本人、堀口恭司なのかそれとも、FCCFの神童、神龍誠なのか世紀の試合を見届けて欲しいです。