2023年12月9日にK-1 ReBIRTH2が開催され、バンタム級タイトルマッチ、黒田斗真vs石井一成の試合が行われます。今回はこの2選手によるタイトルマッチの勝敗予想をします。両者のファイトスタイルと試合展開まで徹底考察!
目次
2023年12月9日(土)K-1 ReBIRTH2 大会情報
出典:K-1 OFFICIAL SITE
日程:2023年12月09日(土)
会場:エディオンアリーナ大阪
開催日時:12:00開場/14:00試合開始
実はこの二人は2022年12月のK-1大阪大会、初代K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場しており決勝戦で激突。
延長にもつれる接戦の末に黒田斗真が判定勝利で優勝しています。
この決勝戦には石井への後頭部へのパンチがあったことで、黒田の優勝が疑問視される声もありますが、黒田がトーナメント第一試合で左腕を骨折しながらも優勝までたどり着いたのはやはり実力があったなど、賛否両論の意見がありました。
今回のタイトルマッチで勝利した方がK-1バンタム級で真の王者と言えるでしょう。
石井 一成(挑戦者)
出典:K-1 OFFICIAL SITE
基本情報
戦績:60戦 43勝(24KO) 14敗 3分
所属ジム:ウォーワンチャイプロモーション
生年月日:1998年9月15日
身長:165cm
体重:53.0kg
出身地:福岡県福岡市
ファイトスタイル:オーソドックス
主なタイトル
WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者
BOMスーパーフライ級王者
WPMF世界スーパーフライ級王者
WPMF世界フライ級王者
IBFムエタイ世界フライ級王者
KING OF KNOCK OUT初代フライ級王者
元true4Uフライ級王者
元Phumpanmuangミニフライ級王者
K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント準優勝
直近の戦績
2023年7月22日 ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)プレリムファイト
115ポンド(52.16㎏)マッチ ムエタイルール 3分3R
エッカタワン・シットチリシン(タイ)
○1RKO
2023年9月9日 ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)
53.0kg契約 ムエタイルール 3分3R
ジェイジェイ(JJ)・オーピモンシー(タイ)
○2RKO
2023年10月28日 ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)
115ポンド(52.16㎏)マッチ ムエタイルール 3分3R
パントア・ポー.ラックブーン(タイ)
●判定負け
石井 一成の強み
出典:ゴング格闘技
石井はジュニア時代から数々のタイトルを総なめにし、アマチュアでは14冠王を達成。当時、那須川天心が神童と呼ばれていたのに対して「西の神童」と呼ばれていたほどです。
高校時代はムエタイの本場タイを主戦場に活躍し、本場ムエタイのリングでTrue4Uフライ級タイトル獲得。その後日本のリングでも活躍し、多くの王座を戴冠し、敗れはしたもののRISE初参戦でRISEスーパーフライ級王者・大崎一貴と対戦し接戦を繰り広げました。
2022年8月にK-1九州大会でK-1に電撃参戦し、藤田和希をKOで下しK-1デビューを果たします。そんな石井はムエタイを基礎とした戦い方で、圧力を掛けながら多彩でキレのある足技とスピードのあるパンチで相手を仕留めます。
また、「ミドルキックを痛いと思ったことがない」と発言しており、ボディへの攻撃を食らっても前に出続けるタフさも彼の強さの一つです。
黒田 斗真(王者)
出典:K-1 OFFICIAL SITE
基本情報
戦績:16戦 12勝(4KO) 3敗 1分
所属ジム:K-1ジム心斎橋チームレパード
生年月日:2000年12月31日
身長:165cm
体重:53.0kg
出身地:大阪府八尾市
ファイトスタイル:サウスポー
主なタイトル
初代K-1 WORLD GPバンタム級王者
K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝
直近の戦績
2022年12月3日 K-1 WORLD GP 2022 初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝
3分3R・延長1R
壬生狼 一輝
○判定勝ち
2022年12月3日 K-1 WORLD GP 2022 初代バンタム級王座決定トーナメント決勝
3分3R・延長1R
石井 一成
○判定勝ち
2023年6月3日 K-1バンタム級スーパーファイト
3分3R・延長1R
ラマダン・オンダッシュ(レバノン)
○判定勝ち
黒田斗真の強み
出典:ゴング格闘技
黒田は小学3年生の時に格闘技好きの父の影響で、兄の黒田勇斗と共に少林寺拳法を学び、その後K-1ジム心斎橋の前身の隆拳塾に入門し、キックボクシングを始めます。
しかし、中学に入ると遊びに夢中になり格闘技から離れてしまいます。暴力事件も起こして少年院に入りますが、兄からの「お前と一緒に格闘技をやりたい」という手紙をもらい本気で格闘技に向き合うべく改心。
2017年に16歳でプロデビューし、2021年5月に開催されたK-1横浜武道館大会でのK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで圧倒的な強さを見せつけて優勝。
2022年には「THE MATCH 2022」に出場
「THE MATCH 2022」ではK-1代表として出場しましたが、那須川天心を追い詰めたRISEの強豪、風音に敗れましたが、12月のK-1大阪大会で開催された初代K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場。
1回戦のヨーシラー戦では左腕を骨折しながらも延長判定勝利、準決勝で壬生狼一輝、決勝で石井一成を下して初代王者の栄光を掴みます。骨折による長期の欠場の後、2023年6月にラマダン・オンダッシュと対決し、判定勝利を収めています。
彼はサウスポーから繰り出される左ストレートを強みとしていて、すべての攻撃にスピードがあります。また、左腕を骨折して最大の武器である左ストレートを失いながらもトーナメントを優勝してしまうほどの強靭な精神力こそ、黒田の最大の強みと言えるかもしれません。
黒田斗真vs石井一成の勝敗予想
出典:Yahoo!ニュース
両者のこれまでの戦い、ファイトスタイルなどから以下と予想します。
◎黒田斗真 判定勝ち 70%
◯黒田斗真 KO勝ち 20%
▲石井一成 判定勝ち 10%
黒田斗真vs石井一成の試合展開
出典:K-1 OFFICIAL SITE
この試合はお互いが引かない削り合いの試合になると思われます。
お互いが軽量級の中ではかなりタフで精神力が強いので、よほどの攻撃が入らない限りどちらかが倒れるということは考えにくいです。
序盤から石井の方から圧力を掛けてながら蹴りを出していきますが、黒田はフットワークでなかなか捕まらずクリーンヒット数で判定勝利となることが予想されます。
黒田斗真が勝てる理由
出典:K-1 OFFICIAL SITE
石井は初代K-1バンタム級王座決定トーナメント決勝で後頭部への攻撃の疑惑があったとはいえ、左腕を骨折した状態で黒田に敗れています。黒田の最大の武器を封じられたにも関わらず、トーナメントを優勝した勝ちへの執着と精神力は並大抵のものではないです。
また、石井は2023年3月のK’FESTA.6でトーナメント初戦で黒田の左腕を破壊したヨーシラーと対戦していて、「ミドルキックを痛いと思ったことがない」と発言しながらも、ヨーシラーの強烈なミドルキックに明らかに下がらされています。
結果は蹴り足をキャッチしての攻撃だったとしてダウンは無効となり、テクニカル判定によるドローでしたが明らかに負けていました。以上のことから黒田と石井が万全で戦うと黒田の方に大きく分があると思います。
まとめ
黒田斗真vs石井一成のタイトルマッチは、どちらが勝利しても今後のキックボクシング界を左右する大きな一戦になります。
K-1内では連勝を重ねている池田幸司が勝者のどちらかとタイトルマッチをしたいと証言しています。
また、RISEでは黒田を下した風音が政所に敗北し、この最高の試合を最後のしたいと引退を発表しました。ということは、K-1のバンタム級のチャンピオンが政所の首を狙って宣戦布告をする可能性もあります。
今後のキックボクシング界に大きな影響を与えるタイトルマッチに目が離せません!
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