2023年10月7日に「プロボクシング 3150 FIGHT Vol.7」が開催されます。メインイベントにはIBF世界フェザー級2位決定戦12回戦、亀田和毅VSレラト・ドラミニのカードが組まれています。
亀田兄弟の三男である和毅のフェザー線転向初戦ということで世間からも注目されています。本記事では、亀田和毅VSレラト・ドラミニの勝敗予想をしていきます。
亀田和毅、レラト・ドラミニの戦績、ファイトスタイル、試合展望、勝敗予想を徹底解説していきます。
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プロボクシング3150 FIGHT Vol.7の試合情報
出典：3150fight.com
プロボクシング3150FIGHTVol.7 IBF世界フェザー級2位決定戦12回戦の試合情報はこちら。
開催日：2023年10月07日（土）
開場：13：00
開始予定：14：00
会場：東京・大田区総合体育館
亀田和毅
出典：3150fight.com
基本情報
生年月日 :1991年7月12日
戦績 : 43戦40勝(22KO)3敗
出身国：日本、大阪府
階級 : フェザー級
身長 : 171㎝
スタイル：右ボクサー
主なタイトル
WBAスーパーバンタム級1位
WBCフェザー級20位
IBFスーパーバンタム級5位
WBOスーパーバンタム級10位
WBO Asia Pacificスーパーバンタム級2位
元WBO世界バンタム級王者
元WBC世界Sバンタム級暫定王者
直近の戦績
2021年12月11日 WBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦
ヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)
○12R判定 3-0(116-112、117-111、118-110)
2022年7月30日
ウィリアム・エンカルナシオン(ドミニカ共和国)
○4RKO
2023年2月25日
ルイス・カスティーヨ(メキシコ)
○5RTKO
ファイトスタイル
亀田和毅は亀田3兄弟の三男で、長男の亀田興毅は世界三階級制覇、亀田大毅の次男の世界二階級制覇を成し遂げていて、亀田和毅自身もバンタム級とスーパーバンタム級で世界二階級制覇を成し遂げており、3兄弟全員が世界王者になったというギネス記録を保持しています。
ボクシングは8歳でスタートし、父である亀田史郎から毎日厳しい特訓を受けていました。
高校には進学せず、父親からメキシコで一人暮らしするように告げられメキシコでプロデビュー。
プロ2戦目で亀田ジムより「トモキ エルメヒカニート カメダ」という名前で日本デビューをしました。
そんな彼のファイトスタイルは、上下に打ち分ける多彩ジャブスピードのあるパンチと軽いフットワークで相手と距離を取ったり素早く踏み込んだりして自分に有利なポジションを取り続けます。
いわゆるアウトボクサーですね。
特にパンチは非常に速く、打ち分けが多彩で、ボディを中心に試合を組み立てていきます。
また、強靭なスタミナを持っていて、12R戦い抜いてもパンチのスピードは衰えることがほとんどないので長期戦にも強いボクサーです。
レラト・ドラミニ
出典：3150fight.com
基本情報
生年月日 :1994年2月14日
戦績 : 21戦19勝(11KO)2敗）
出身国：南アフリカ
階級 : フェザー級
身長 : 165cm
スタイル：右ボクサー
主なタイトル
IBF世界フェザー級12位
IBFアフリカ・フェザー級王座
WBCシルバー・フェザー級王座
WBCインターナショナル・フェザー級王座
直近の戦績
2022年9月30日
ジェルビルト・ゴメラ(比)
○4RKO
2022年10月15日 IBO世界フェザー級王座決定戦
ジェームズ・ディケンズ(英)
●12R判定 0-3(113-115、112-116、113-115)
2023月7月15日
ハミドゥ・クワタ(タンザニア)
○3RKO
ファイトスタイル
レラト・ドラミニは2015年ボクシングプロデビューを果たし、それからフェザー級でキャリアを積んできた選手で、IBFやWBCで世界王座に輝いています。
中間距離から積極的に手を出していくファイトスタイルで、パンチ力が高くKO率も57.89％と高いです。
積極的に手を出すため、判定になってもポイントで有利になることが多いです。
また、身長が165cmとフェザー級では小柄な印象ですが、リーチが173cmと長いため、相手の選手からみると思っていたよりパンチが伸びてくるので躱しにくいかもしれません。
試合の勝敗予想
出典：スポニチ
両者のこれまでの戦い、ファイトスタイルなどから以下と予想します！
◎レラト・ドラミニ TKO勝ち 50%
◯亀田和毅 TKO勝ち 20%
▲レラト・ドラミニ 判定勝ち 30%
どのような試合展開になりそう？
出典：yahoo!ニュース
序盤からレラト・ドラミニが積極的にパンチを出していき、亀田和毅の方が様子を見ながらジャブなどでけん制する展開になりそうです。亀田和毅は序盤の内に、レラト・ドラミニをいかにボディなどで削っていくかが勝利するためのカギになるかと思われます。
序盤の内にレラト・ドラミニにダメージを蓄積させ、動きが悪くなったところで亀田和毅の素早いパンチがクリーンヒットすればTKO勝ちの可能性もあるかもしれません。
しかし、階級を下から上げてきた亀田和毅が、レラト・ドラミニに動きが止まるほどのダメージを蓄積させることは難しいと考えます。逆に５Rあたりから、ダメージのよって逆に亀田和毅の動きが悪くなるかと思います。
そこにレラト・ドラミニのパンチが当たりTKO負けになるか、判定まで耐えることができたとしてもポイントアウトで判定負けになるかと思われます。
レラト・ドラミニが勝てる理由
出典：Yahoo!ニュース
レラト・ドラミニは長年フェザー級で戦ってきたタフでパワーもある選手です。やはり階級を上げてからの選手とでは、パワーや耐久力の差が顕著に現れます。
また、亀田和毅のパンチがいくら早く多彩でも、パンチ力不足ではあると指摘されていました。
階級を上げる前の相手にパンチを効かせたりKOすることがあった亀田和毅でも、レラト・ドラミニ簡単にダメージを与えることは難しいでしょう。
亀田和毅にとって階級の差を感じさせられる一戦になるかもしれませんね。
まとめ
亀田和毅にとってレラト・ドラミニとの一戦は難しいものになるかと思いますが勝機がないわけではありません。最大の武器である早いパンチを積極的に手を出して、レラト・ドラミニのパンチをもらわないようにアウトボクシングを徹底すれば勝機も見えてくるでしょう。
亀田和毅は、あの「モンスター」井上尚弥との対戦にも意欲を示しています。そんな彼がどんな戦いを見せてくれるのか注目ですね！！
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