開催が迫るWBC2023。今回の記事ではアリゾナラウンドのPOOL Cを見ていきましょう！
前回の記事ではPOOL Bの出場国の戦力分析記事を公開！
WBC2023 POOL C出場国
POOL C出場国はこちら。
アメリカの戦力分析
いわずと知れた野球大国アメリカ。
前回大会で悲願の初優勝を飾ったアメリカは今大会も優勝候補の一角として名が上がっている。
選出メンバーも過去4大会と比較しても充実しており、マイク・トラウトやムーキー・ベッツ、ポール・ゴールドシュミットなどリーグMVP獲得者をズラリと並べた。
世界最高峰リーグのオールスター集団が、プライドを懸けて負けられない決戦に挑む。
注目選手：マイク・トラウト(MLB:ロサンゼルス・エンゼルス所属)
メジャーリーグのスーパースターが満を持してWBC初参加。
大谷翔平ともチームメイトで球界を代表する選手。
これまでMVPを3回獲得しメジャー通算打率.303・350本塁打・204盗塁と圧巻の成績を残す。
今大会はチームリーダーとして多くのスター選手を牽引することになるが、トラウトの活躍からは目が離せない。
メキシコの戦力分析
5大会連続の出場となるメキシコ。1次ラウンドが自国開催となった前回大会は、3試合で28失点とディフェンス面で課題が露呈し2大会連続の1次ラウンド敗退に終わっている。
雪辱を期する今大会では、昨季メジャーで最優秀防御率のタイトルに輝いたドジャースのJ.ウリアスが、代表チームのキャプテンとして参戦。そのほかにも有力な投手が複数出場する見込みで、前回大会での経験を糧に投手陣の強化を図っている。今大会は初のBEST4進出を目指していきたいところである。
注目選手：フリオ・ウリウス(MLB:ロサンゼルス・ドジャース所属)
名門ドジャースの若手エースとしてチームをけん引する左腕。
一昨年は20勝で最多勝、昨年は防御率2.16で最優秀防御率を獲得しナ・リーグを代表する投手になる。
チームの上位進出のためには今大会ウリウスの活躍が大きな鍵を握りそうだ。
コロンビアの戦力分析
前回大会では予選を勝ち上がって本大会に出場したコロンビア。1次ラウンドでアメリカ、ドミニカ共和国と同一グループとなったため、開催前から厳しい戦いが予想されていた。ところが、初戦となったアメリカとの試合では、接戦を演じて延長までもつれる展開に。惜しくも2-3で敗れたものの、優勝を果たすこととなる相手にほぼ互角に渡り合って見せた。
有力なメジャーリーガーの参加は少数ながら、爪痕を残したコロンビア。今大会はメジャーで実績のあるベテランと勢いのある若手で構成される見込みだ。
注目選手：ジオバニー・ウルシェラ(MLB:ロサンゼルス・エンゼルス所属)
2015年にブルージェイズでメジャーデビューを果たし、2019年には打率.314・21本塁打をマーク。
昨年も自己最多の144試合に出場し打率.285・13本塁打の成績を残した。
コロンビア躍進のためにはウルシェラの打撃でチームをけん引できるかが鍵を握る。
カナダの戦力分析
メジャー球団のトロント・ブルージェイズが国内に本拠地を構えるカナダ。
アメリカ国外でメジャーの球団が存在する唯一の国である。
過去4大会はいずれも1次ラウンドで敗退。複数勝利を記録したのも第1回大会のみで、近年は大舞台で苦戦が続いている。
今大会はメジャーリーグの中心打者である、フレディ・フリーマンとタイラー・オニールが参加表明。
攻守にかみ合った試合展開を披露し準々決勝進出を果たすことができるのか。
注目選手：フレディ・フリーマン(MLB:ロサンゼルス・ドジャース所属)
2020年にはシーズンMVPも獲得したことのあるメジャー屈指の好打者。
昨年はリーグ最多の199安打を放ち、打率.325・21本塁打とチームの地区優勝に大きく貢献した。
今大会も中心打者として期待されるフリーマンの一発に期待をしたい。
イギリスの戦力分析
今大会が初出場となるイギリス。
昨年9月にドイツのレーゲンスブルクで開催された予選A組では、6カ国による争いを制して出場権を勝ち取った。勝てば本大会進出という状況で迎えたスペイン戦では、初回に4点を先制される苦しい展開となるも、そこから粘りを見せて試合は延長戦へ。続く10回に決勝点を奪い取り、10-9という熱戦をものにして出場の切符をつかんだ。
本大会からはメジャーリーガーの合流も予想され、悲願の大会初勝利を目指す。
注目選手：トレイス・トンプソン(MLB:ロサンゼルス・ドジャース所属)
プロ入り13年・11球団を渡り歩いた苦労人。
これまでメジャーリーグ定着とはなかなか行かなかったが、昨年シーズン途中にドジャースに移籍をすると、
自己最多タイの80試合に出場。打率.268・13本塁打と打ち、持ち前の守備力でもチームを救った。
イギリスのWBC初勝利にはトンプソンの活躍が大きな鍵を握るだろう。
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今回はPOOL C出場国の戦力について紹介しました。
アメリカ・メキシコが有力とされているが他3ヵ国の活躍次第では荒れるかもしれません。
続いての記事では激戦区であるPOOL Dの戦力分析について公開！
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